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勇者「ドーナツの世界?!」 最終話

678 以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/28(木) 22:38:49 ID:DVp58IPE
最終話 私たちの幸せ
~南の都・お城~
極南の地から帰還した私たちは、南の都で魔女さんと合流した。
そして王様に謁見することが決まり、お城に向かった。


王様「待っておったぞ、勇者よ」

勇者「申し訳ありません。このたび極南の地の調査が終了し、闇の結界を解放して参りました」

王様「な、なんと! 結界を解放したじゃと?!」

勇者「はい。魔女から報告を受けていると思いますが、闇の結界はハノイの塔が示す終末の定めによるものでした」

王様「終末の定め?」

勇者「世界の秩序を乱し、戦争を繰り返す人間に対して、この世界を創造した神様が裁きを下していたのです」


679
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/28(木) 23:11:51 ID:DVp58IPE
王様「なんと! 魔王ではなく、神の怒りじゃったのか!」

勇者「はい。白夜の光を極北の地に集め、世界を打ち抜く計画だったようです。だから、極南の地は闇の結界に覆われていたのです」

王様「なるほど。極北の地を調査したエルグ王からの情報と、大筋で一致しておるな。して、神と女神はどうなったのじゃ」

勇者「精神感応の報告を受けていると思いますが、それらの試練で人間の可能性を示すことに成功し、神の赦しを得ることが出来ました。女神の祝福も獲得し、人間の未来を静観してくれるそうです」

王様「闇が現れるまで、確かに人類は驕り高ぶっておったかもしれんな」

勇者「そう……ですね」

王様「勇者よ、大儀であった。エルグ王に代わり、わしからも礼を申し上げよう。書状を出しておくゆえ、返事があるまで休暇を取るが良い」

勇者「ありがとうございます。帰路は各国を訪問して帰るつもりなので、その旨も付記していただくようお願いいたします」

王様「なるほど、良い心がけじゃな。我らは手を取り合わねばならんからな」


681
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/28(木) 23:35:11 ID:DVp58IPE
王様「ところで、魔法使いよ」

魔法使い「は、はいっ!」

王様「村娘でありながら、勇者一行として恥じぬ働きをしてくれた。エルグ王から書状が届いておるぞ」

魔法使い「書状ですか?」

王様「今月から始まった研修のことじゃが、極南に向かう部隊で研修するようにとのことだ」

魔法使い「そうだ、研修っ! 季節が逆なので、すっかり忘れていました」

僧侶「じゃあ、今日から正式な部隊メンバーだね」

魔法使い「はいっ、何だか緊張します。勇者さま、僧侶さん、よろしくお願いします」ペコリ

王様「では、魔法使いよ。こちらからの書状は国王と村長に出しておこう。勇者一行の魔道師として胸を張り、驕ることなく成長していくことを楽しみにしておるぞ」

魔法使い「はいっ、頑張ります!」


682
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/28(木) 23:41:47 ID:DVp58IPE
~城下町~
魔法使い「はぁ、緊張しました」

僧侶「お城に帰ったら、ご褒美が楽しみだね。美味しいものをたくさん食べて、可愛いドレスも欲しいな~」

魔法使い「そうですよね♪ 私も美味しいものを食べて、精霊魔術と魔法医学の書物を揃えたいです。ねえねえ、帰ったら一緒に食事に行きませんか?」

僧侶「いいわね。城下町にオーガニック料理を出してくれるお店があるんだけど、そこなんてどうかな」

魔法使い「行ってみたいです。城下町のことはよく分からないし、帰ったらいろいろ教えてください」

僧侶「じゃあ、一通り案内してあげるわね」

魔法使い「楽しみにしています♪」

魔女「あのっ、僧侶ちゃん。あたしは何もしていないのに、褒美をもらっても良いのかな……」

僧侶「魔女さんの情報のおかげで、私たちは助かったわけだし。それで世界も救われたんだから、貰っても良いと思いますよ」

魔法使い「そうです。それに魔女さんは私たちの仲間じゃないですか」

魔女「そっか……。二人とも、ありがとう」


683
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/28(木) 23:46:13 ID:DVp58IPE
勇者「じゃあ、そろそろ宿に戻ろうか。魔女さんと合流して4人になったし、今日から部屋割りを変更するからね」

魔法使い「えっ、そうなんですか?」

勇者「俺と僧侶さん、魔法使いちゃんと魔女さんで二部屋に分かれるから、それでお願いします」

魔法使い「ああ、そういう事なんですね」

僧侶「えへへ//」

勇者「そういう訳で魔女さん、魔法使いちゃんと仲良くしてあげてください」

魔女「はい」

僧侶「じゃあ、後で二人の部屋に遊びに行きますね♪」


684
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/29(金) 22:05:15 ID:fA3Jqd42
~宿・魔法使いと魔女の部屋~
魔女「……」

魔女「…………」

『あぅん……あぁ、勇者さまぁ…………』

魔法使い「僧侶さんの声ですね」


新しい部屋に分かれてすぐ、隣の部屋からエッチな声が聞こえてきた。
さっそく、二人の時間を楽しんでいるようだ。

極南の地からの帰り道。
精神感応の一件で勇者さまが夢精したことを指摘したせいで、私は二人が愛し合うための時間を確保しなければならなくなった。
その関係で僧侶さんに障壁魔法を教えてあげると、すごく喜んでくれた。
それ以来、二人が愛し合うことが私の幸せだと思えるようになった。


『……ひゃぁん。うんっ、いい……』

魔女「ま、まあ、こういうことをするための部屋割りだし」

魔法使い「そうですよね。いつもより楽しめているみたいで、本当に良かったです」

魔女「そ……そうなんだ」


685
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/29(金) 22:11:14 ID:fA3Jqd42
魔法使い「あの、失礼なことを訊きますけど、僧侶さんの喘ぎ声を聞いて、つらいことを思い出しますか?」

魔女「好き合っているのは知っているけど、こんな声を聞くとつらい……かな。魔法使いちゃんは?」

魔法使い「僧侶さんが幸せそうで、私も愛し合える人が欲しいなって思います」

魔女「そう……なんだ」

魔法使い「ところで、私たちは極南の村で魔女さんがしたことを見てきました」

魔女「あれを見ちゃったんだ……」

魔法使い「はい。魔女さんがバラバラにしたんですよね」

魔女「そうよ……。毎日毎日、嫌だった。憎くて憎くて、もう限界だったの!」

魔法使い「そうですよね。魔女さんたちが、どんな事をされ続けてきたのか……。凄惨な光景を見て、私も恐怖を感じました」

魔女「……」

魔法使い「だけど、本当に殺すしかなかったのですか?」


686
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/29(金) 22:15:52 ID:fA3Jqd42
魔女「あなたに何が分かるって言うの!」

魔法使い「私も精神感応で同じような経験をしましたから……」

魔女「あ……」

魔法使い「その影響で、私は僧侶さんと殺し合いました。私は勇者さまのことが好きで、僧侶さんへの嫉妬心を利用されてしまったんです」

魔女「ごめん……。極南の村に行ったということは、そういうこと……なんだよね」

魔法使い「……はい。それでも、私たちはお互いの気持ちを受け入れあって、絆を深めることが出来ました。だから、人と人は分かりあうことが出来ると思うんです」

魔女「魔法使いちゃんは嫉妬心を募らせていたのかもしれない。だけど、あたしは毎日無理やり犯されていたのよ。あなたとは状況が違うの! 彼らを許せるわけがないじゃない!」

魔法使い「普通なら、そうですよね。でも、神様による呪術の影響があったならどうですか? 呪術の可能性があることは、魔女さんも私たちに言っていましたよね」

魔女「それは……」

魔法使い「だから彼らを赦すべきだ、なんて言うつもりはありません。だけど今回のことで、男性のことを避けたり嫌いになったりしないでほしいんです」ニコッ

魔女「……えっ?」

魔法使い「勇者さまみたいに優しい男性もいるはずですから//」


688
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/29(金) 22:28:56 ID:fA3Jqd42
魔女「あの、そういう話だったの?」

魔法使い「そういう話?」

魔女「てっきり、あたしを責めているのかと」

魔法使い「そんな事ないですよ~。この世界に私以上の罪を犯した人はいないですから」

魔女「それって、どういう……」

魔法使い「あのことは私自身、まだ気持ちの整理が出来ていないんです。だから、いつか話せるようになったら話したいと思います」

魔女「結界の中で色々あったのね」

魔法使い「……はい、あの日のことは絶対に忘れません」

魔女「何があったのか分からないけど、世界を救ってくれて本当にありがとう」

魔法使い「私たちが世界を救えたのは、魔女さんがいてくれたからだと思います。魔女さんと知り会うことが出来て、本当に良かったです」


689
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/29(金) 22:30:59 ID:fA3Jqd42
魔女「はあ……。もう、あたしより立派な魔道師になっているじゃない」

魔法使い「私はまだ研修生ですよ。もっともっと頑張りたいです!」

魔女「そっか、あたしも負けずに頑張らないとね」

魔法使い「魔女さん、今日からよろしくお願いします♪」

魔女「うん、よろしくね。ところで、それって賢者さんのナイフ?」


魔女さんは、私が腰に提げているナイフを見て言った。


魔法使い「そうですよ。山すその都を通るついでに、賢者さんの家族にお渡しできればと考えています」

魔女「そうなんだ……。遺体はどうしたの?」

魔法使い「極南の村にお墓を作りました。他の方々も、天使さんが弔ってくれましたよ」

魔女「魔法使いちゃん、何から何までありがとう。本当はあたしがしないといけないことなのに――」

魔法使い「落ち着いたら、お墓参りに行ってあげてください」


691
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/29(金) 22:43:03 ID:fA3Jqd42
『……あぅん、勇者さまぁ……んっ、いくぅ……また、いっちゃうっ』

魔女「僧侶ちゃん、まだ頑張ってるし……//」

魔法使い「ふふっ、そうみたいですね。もしかしたら、夕食の時間になるまでしているかもしれないですよ」

魔女「えっ?! まさか……」

魔法使い「僧侶さんって、意外とエッチなことが好きなんです。港町に立ち寄ったとき、どんな水着を買ったと思いますか」

魔女「……どんな水着?」

魔法使い「極細スリングっていう、紐みたいな水着なんですよ//」

魔女「ええっ、女僧侶なのにそれで良いの?!」

魔法使い「神様は人間に対して、たくさん繁殖して世界各地で住むように命じていたそうです。だから神に仕える職業である女僧侶として、僧侶さんの行動は正しいのかもしれません」

魔女「そ、そうなんだ……」

魔法使い「それに愛し合う時間を大切にして心から楽しむのが、僧侶さんらしいですよね。とても素敵なことだと思うし、私も僧侶さんのような女性でありたいです//」

魔女「そっか。お互いに信頼して絆や愛情を大切にしている三人だから、この世界を救うことが出来たんだね」

魔法使い「えへへっ♪ これからは魔女さんとの絆も深めて行きたいです」

魔女「うん、あたしもみんなの仲間になれるように頑張るわね」


693
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 15:27:15 ID:or0LxmF6
女子トークをしばらく楽しんだ後、私は魔法医学の勉強をすることにした。
ここに戻ってくるまでの間に循環器系は理解出来たので、今は呼吸器系の勉強をしている。
そして勉強が一息ついた頃、僧侶さんが部屋を訪ねてきた。


僧侶「魔法使いちゃん、魔女さん、遊びに来たよ~」

魔女「そ、僧侶ちゃん……。いらっしゃい//」

僧侶「お邪魔します。どうして、そんなによそよそしいの?」

魔女「そ、それは……」

魔法使い「僧侶さん、ちょうどいい所に……って、あれ?」


私は僧侶さんの下腹部をまじまじと見詰めた。
膣内に溜まっている精液が子宮口を濡らし、たくさんの精子が子宮頸部に入り込んでいる。
避妊に失敗した訳ではないだろうし、もしかすると子作りを始めたのかもしれない。


694
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 15:36:26 ID:or0LxmF6
僧侶「ちょっと、魔法使いちゃんまでどうしたのよ」

魔法使い「いえ、別に何でもないです。ところで、呼吸器系の勉強中なんですけど、分からない所があるんです」

僧侶「頑張ってるね。どんなところ?」

魔法使い「肺のガス交換の勉強をしているんですけど、肺胞が必要な理由が分からないんですよね……」

僧侶「えっと、血中成分はもう理解しているはずだよねえ」

魔法使い「はい、完璧です」

僧侶「肺胞が無数にあるのは、表面積を大きくするためなの」

魔法使い「表面積ですか?」


695
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 16:34:40 ID:or0LxmF6
僧侶「例えば、食パンが一斤あるとするでしょ。その食パンにジャムを塗って食べるとしたら、四枚切りと八枚切りでは、どっちがジャムをたくさん使うと思う?」

魔法使い「えっと、八枚切りですね」

僧侶「そうそう、八枚切りだね。パンを薄く切れば切るほど、ジャムを塗る面積が増えるでしょ」

魔法使い「はい」

僧侶「それが肺胞なら、血液が通る面積が増えることになるよね。すると、たくさんガス交換が出来るでしょ」

魔法使い「なるほど、そういうことなんですね」

魔女「ねえ、僧侶ちゃん。もしかして、お腹減ってる? おやつがあるんだけど、どうかなあ」

僧侶「もちろん、いただきますっ!」

魔女「そこの喫茶店で買ってきたんだけど、極夜まんじゅうって言うの。珍しいでしょ」

僧侶「へえ、そんなの売ってるんだ。私が行ったときは、白夜まんじゅうを食べましたよ」


696
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 16:42:39 ID:or0LxmF6
魔女「白夜まんじゅう?」

僧侶「はい。こしあんの素朴なおまんじゅうなんですけど、小豆の風味とほのかな甘みが口の中に広がって、とても美味しかったです」

魔女「あたしも食べたかったな……」

魔法使い「僧侶さん。極夜まんじゅうは、外が黒糖で中が白あんでしたよ。すごく美味しいです!」

僧侶「そうなんだ。やっぱり、昼と夜をイメージしていたみたいだね」

魔女「ちなみに、一昨日までは昼と夜があったから昼夜まんじゅうを売っていたわよ。もう買えないみたいだけど」

僧侶「うわぁ、究極の期間限定商品ですね。食べたかったな~」

魔女「そう言うだろうと思って、お土産用を買っておいたわよ」

僧侶「本当ですか?! 魔女さん、大好きっ!」

魔女「ちょっと、大袈裟だって」アセアセ


698
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 17:03:02 ID:or0LxmF6
僧侶「ところで、今夜は二人の歓迎会をすることに決まったから」

魔法使い「歓迎会ですか?」

僧侶「うん。魔法使いちゃんの研修が始まったし、魔女さんも仲間になったでしょ」

魔法使い「そうですね」

僧侶「だから二人を歓迎したくて、魚料理が美味しい料亭を予約してきたの」

魔法使い「白夜温泉の鮮魚ですよね。料亭、楽しみです。ありがとうございます」ペコリ

魔女「僧侶ちゃん、あたしのために歓迎会だなんて、本当にありがとう。すごくうれしいわ」

僧侶「今夜は二人が主役なんだし、みんなで楽しく過ごしましょうね♪」


699
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 17:05:43 ID:or0LxmF6
トントン・・・
勉強を中断して女子会を始めると、ノックの音が聞こえてきた。
今度は勇者さまだろう。
私はドアを開けて、にこやかに勇者さまを招き入れた。


魔女「ゆ、勇者さん。いらっしゃい……//」

勇者「どうも。何、そのおまんじゅう」

僧侶「ふふっ、さすが勇者さま。食べ物の匂いを敏感に感じ取りましたね」

魔法使い「というか、目ざといです」

勇者「そういうつもりで来た訳じゃないんだけど……、一個いいかな」

魔女「どうぞ、召し上がってください」


700
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 17:08:58 ID:or0LxmF6
勇者「ありがとう。極夜まんじゅうって言うんだ」

魔女「どうですか?」

勇者「美味しいね、これ。黒糖の風味がちょうどよくて、程よい甘さかな」

魔女「気に入ってもらえて良かったです」

僧侶「ねえねえ、昼夜まんじゅうも食べてみてよ。びっくりしますよ」


僧侶さんはお茶を入れて、昼夜まんじゅうと一緒に差し出した。
それを受け取ると、勇者さまは僧侶さんの隣に腰を落ち着けた。


勇者「びっくりするの?」

僧侶「これこれ、期間限定の超レアモノだって」

勇者「黒と白のマーブル生地か……」


701
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 17:12:58 ID:or0LxmF6
勇者「何だこれっ?!」

僧侶「ねっ、びっくりするでしょ」

勇者「つぶあんと……まさかの生クリーム?! これがまた、意外と合うとはっ!」

僧侶「生クリームのおかげで、香りとコクが増している感じがしますよね」

勇者「しかも、マーブル生地には黒糖と米粉を使っているみたいだ。僧侶さん、後で買ってこようか」

僧侶「魔女さん、これってもう買えないんですよね」

魔女「そうだよ。昼と夜がある一週間程度しか販売されていないみたい」

勇者「うわぁ、こんなに美味しいのに買えないのか。魔女さん、ありがとう」

魔女「……どう致しまして」


702
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 17:31:32 ID:or0LxmF6
魔法使い「ところで、勇者さま。何かあったのですか?」

勇者「そうそう。宿の主人が、オーロラが綺麗に見えてるよって教えてくれたんだ。このあと二人の歓迎会をするつもりなんだけど、先にお風呂に入らないか?」

魔法使い「あっ、いいですねえ。露天風呂でまったりしながら、オーロラを見たいです!」

僧侶「そうですね、お風呂にしましょうか」

勇者「じゃあ、先に行って待ってるから」


勇者さまはそう言うと、お茶を飲んで部屋を出て行った。
そして女三人だけになり、私は魔女さんの様子を窺った。


魔法使い「魔女さんはどうしますか。せっかくの混浴ですし、みんなで一緒に入りませんか?」

魔女「えっ、一緒に入るつもりなの?!」

魔法使い「そうですよ」

魔女「深夜なら誰もいないだろうし、勇者さんと一緒に入るだなんてあり得ないと思うんだけど」


703
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 17:34:38 ID:or0LxmF6
魔法使い「いやいや、混浴だから勇者さまと一緒に入るんです。下心が透けて見える男の人に声を掛けられたら、すごく迷惑じゃないですか」

魔女「それはそうだけど……」

僧侶「混浴の露天風呂は、私たち三人にとって大切な社交の場なんです。今日から魔女さんも合流したし、四人でゆっくり話をしたいです」

魔女「女性と一緒に入るのが、勇者さんの方針なんだよね。結局、裸を見たいだけじゃない」

魔法使い「勇者さまの方針じゃなくて、私たちが一緒に入ろうと提案して決めたんです」

魔女「ああ、そうか。よくよく考えてみたら、そうなるよね……」

僧侶「魔法使いちゃんも安心して入ってますし、そもそも私の彼氏なので大丈夫ですよ」

魔女「彼氏なら、貸切風呂にしたほうが楽しめるんじゃないの?」

僧侶「ここの貸切は解放感が足りないです。魔女さんの気持ちも分かるので無理は言いませんけど、身構えずにみんなで親睦を深めましょうよ」

魔女「そうね……分かったわ。僧侶ちゃんがいるんだし、あたしも頑張ってみる」


705
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 20:46:03 ID:or0LxmF6
~露天風呂・混浴~
魔法使い「オーロラ、はじめて見ました! すごく綺麗ですね」


露天風呂に行って、私は感嘆の声を漏らした。
淡い緑色の光のカーテンが、薄暗い空を鮮やかに彩っている。
それは、今まで見たことがないとても神秘的な光景だった。


僧侶「うん、幻想的だよね~」

魔法使い「魔女さん、オーロラって障壁魔法に似ていると思いませんか?!」

魔女「えっ?! あ……ああ、うん。言われてみれば、そうかも」

魔法使い「どうやったら、あんなに鮮やかな緑色を出せるだろ」

魔女「光の色は波長が関係しているから、練習すれば分光できそうな気がするけど?」

魔法使い「あっ、なるほど。今まで、昼光色を出すことしか考えたことがなかったです」

魔女「光属性って、照明とか閃光弾の代わりにしか使わないしね」

魔法使い「そうなんです。分光できたらパーティーとかに使えそうだし、きっと雰囲気が良くなりますよ♪」

魔女「うん、そうだね」


706
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 20:50:33 ID:or0LxmF6
勇者「そういえば、エルグの城からオーロラが見えたって記録を読んだことがあるよ」

魔法使い「それって、本当なんですか?!」


湯船に浸かって話していると、勇者さまがにじり寄ってきた。
オーロラは極地でしか見られない現象だと思っていたけれど、まさか地元でも見られるとは知らなかった。


勇者「あれみたいに色鮮やかなものではなくて、赤くて暗いオーロラなんだけどね」

魔法使い「全然知らなかったです」

魔女「低緯度オーロラは珍しい現象で、あたしの国でも観測されたことがあるみたいだよ」

魔法使い「へえ、そうなんだ。私も低緯度オーロラを見てみたいです」


707
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 20:53:22 ID:or0LxmF6
僧侶「そういえば、魔女さん。勇者さまがいても大丈夫ですか?」

魔女「ときどき視線を感じるけど、不快ではないかな」

僧侶「それくらいなら安心だね」

魔法使い「というか、魔女さんが不快に思うほど見ていたら、僧侶さんが黙っていないですよね」

僧侶「それはもちろん!」

魔女「僧侶ちゃんは勇者さんとラブラブだもんね。あたしも、こういう男性と旅をしたかったな」

僧侶「ふふっ// でも、魔女さんが想像している以上に、私たちも苦労が多かったと思いますよ」

魔女「それは分かってる。あたしたちも僧侶ちゃんみたいに、どんな事でも話し合える関係を築く努力をしていたら、あんな結末にはならなかったのかもしれないわね……」

僧侶「そう……かもね」


708
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 21:07:27 ID:or0LxmF6
魔女「だから、あたしも絆を大切にしていきたいの。精神感応が『人間の可能性を示すための試練』だったのなら、生き残ったあたしは改めてそれを神様に示す必要があると思うから」

僧侶「そうですね。私もそれが良いと思う」

魔女「魔法使いちゃん、本当にありがとう。あなたが叱ってくれたから、あたしは変わることが出来た。これからも仲良くしようね」

魔法使い「はいっ、もちろんです!」

魔女「勇者さん。そういうことなので、よろしくお願いします。あたしたちは、これから各国を訪問する旅に出るんですよね」

勇者「ああ。人々が手を取り合って、この平和を維持していかなければならない。そのために、各国を訪問しながら帰路に着こうと思う。それは真実を知っている、俺たちにしか出来ないことだ」


勇者さまの言葉を聞いて、心からその通りだと思った。
この世界を救うために、私は世界を一つ滅ぼしてしまったのだ。
その犠牲を無価値なものにしないために、私たちは私たちにしか出来ないことをしなければならない。


勇者「――だから、これからも俺を支えて欲しい。この四人で改めて再出発をしたい」

女性たち「はいっ、これからもよろしくお願いします!」


709
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 21:13:13 ID:or0LxmF6
魔法使い「でも、僧侶さんはどうするんですか?」

僧侶「えっ……?」

魔法使い「だって、今日は避妊をしていないですよね。頸管粘液が増えているみたいだし、今は妊娠しやすい時期のはずですよ」

僧侶「やっぱり、魔法使いちゃんは分かっていたんだ。様子がおかしかったから、どうしたのかなあとは思っていたけど……」アセアセ

魔法使い「それくらい分からないと、生体エネルギーの分布を最適化することは出来ないじゃないですか。僧侶さんが私に教えてくれたことですよ」

僧侶「そうだけど、精子は小さい上に染色体数が半分だから、中級クラスの女僧侶でも気が付かないのが普通なのよ。魔法使いちゃんでは、まだ分からないだろうと思ってた」

魔法使い「減数分裂で気付きにくいからこそ、すぐに見付けられるように努力してきました。まあ、そのときは僧侶さんに嫉妬していたからなんですけどね」

僧侶「ああ、それで……」

魔法使い「でも今はそうじゃなくて、純粋に生命の仕組みを知ることが楽しいんです。そして人の身体を理解することで、命の営みを守れる女性になりたいです」

僧侶「そっか。魔法使いちゃんは、もう立派な女賢者だね」

魔法使い「僧侶さんに比べたら、私なんてまだまだ頑張らないといけないです」

僧侶「見られるのは少し恥ずかしいけど、その調子で頑張ってね」

魔法使い「はいっ」


710
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 21:32:08 ID:or0LxmF6
魔法使い「それはそうと、どうして避妊しなかったんですか? まだ帰らないといけないし、旅は続きますよね」

僧侶「魔法使いちゃん。私たちのこと、落ち着いたら話す約束だったし聞いてくれる?」

魔法使い「……はい」

僧侶「私は勇者さまと結婚することに決めました。それで、一息ついたら子供を作ろうって話し合っていたの」

魔法使い「それが、今なんですか?」

僧侶「これから世界の平和を維持するために活動するわけだけど、人を愛したことのない人が平和や愛を語っても説得力がないでしょ。だから、私たちは今、ここで結婚するんです」

魔法使い「平和活動って、そういうものなんですね」

魔女「そういう考え方もあるかもしれないけど、決断が早いんじゃないかな。好き合うようになったのは、ごく最近なんでしょ」

僧侶「今までずっと一緒に生活していたし、お互いのことを分かっているつもりだから」

魔女「そっか……」

僧侶「それに、愛する殿方の子供を早く授かりたいのです//」

魔法使い「飾った言葉より、その方が僧侶さんらしいかも」

僧侶「ふふっ、そうかなあ//」


711
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 21:33:39 ID:or0LxmF6
僧侶「魔法使いちゃんは、私たちを祝福してくれますか?」

魔法使い「もちろんです。結婚おめでとうございます!」


少し不安そうに言った僧侶さんに、私は祝福の言葉を贈った。
すると、僧侶さんは満面の笑みを浮かべた。


僧侶「魔法使いちゃん、本当にありがとう。すごくうれしいです!」

魔法使い「これから、もっと幸せになってくださいね」

僧侶「うんっ!」

魔女「勇者さん、僧侶ちゃん。おめでとうございます」

僧侶「魔女さん、ありがとうございます//」

勇者「二人とも、祝ってくれてありがとう。とりあえず今日は、結婚報告と俺たちの再出発ということで。また、これからもお願いします」

魔法使い「はいっ、お願いします」

魔女「分かりました。あたしこそ、お願いします」


712
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 22:16:23 ID:or0LxmF6
魔女「ところで僧侶ちゃんが妊娠したら、身体を気遣いながらの旅になりますよね」

僧侶「それはその……、妊娠すると迷惑をかけるだろうなとは思っています。でも――」

魔女「早く赤ちゃんが欲しいんだよね。それは承知しているから、あたしは助け合いたいと思ってる。子作りをしやすいように協力するし、自由にしてくれたらいいと思う」

僧侶「すみません。そう言ってくれると、すごく助かります」

魔女「だけど、しっかり計画を立てておいて欲しいの。僧侶ちゃんと魔法使いちゃんがいるから看護関係の心配はしてないけど、お腹が大きくなったら旅を続けるのが難しくなるでしょ」

僧侶「魔女さんの言うとおりですね。実家に戻って産みたいと考えているので、妊娠するまでにプランを煮詰めておきますね」

勇者「そうだな。予定はある程度決めているから、近いうちにみんなで話し合おう」

魔女「それでお願いします。僧侶ちゃん、子供が出来るのが楽しみだね」

僧侶「はいっ// 赤ちゃんに会える日が楽しみです♪」


713
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 22:25:48 ID:or0LxmF6
魔法使い「私も赤ちゃんに早く会いたいな//」

僧侶「魔法使いちゃん、さっき『生命の仕組みを知ることが楽しい』って言ってたでしょ。だから、一緒に赤ちゃんの成長を見守って欲しいの」

魔法使い「私もそうしたいです!」

僧侶「ありがとう。受精卵が成長していく様子は、きっと今の魔法使いちゃんなら感動すると思う。それに妊産婦の勉強にもなると思うしね」

魔法使い「そう言われると、すごく楽しみになってきました。勇者さま、頑張ってくださいね//」

勇者「えっ、ああ……。魔法使いちゃんの期待に応えられるように、僧侶さんと頑張るよ」

僧侶「ふふっ、勇者さまのエッチ//」

魔法使い「勇者さまのエッチ~」


714
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 22:27:48 ID:or0LxmF6
魔女「はあ……。混浴ってことで緊張していたけど、何だかそんな自分が馬鹿らしくなってきたわ。いつも、こんな緩い話ばかりしているの?」

僧侶「色んな問題が解決したし、最近はそうかもしれないですね」

魔女「やっぱりそうなんだ。みんなの幸せそうな姿を見ていたら、あたしもそんな気分になってくるから不思議だよね」

僧侶「だったら、みんなで幸せになりましょうよ。さっきの話に戻るけど、私たちが幸せでないと、人々を幸せにすることは出来ないと思うんです」

魔女「うん、そうだね……」

僧侶「だから、私は幸せになるんです」

僧侶「魔女さん、人生はジグソーパズルに例えることが出来ますよね。私はそれに幸せな未来を思い描いて、たくさんのピースをはめて行くの。そのピースには勇者さまがいて、産まれてくる赤ちゃんがいて、魔法使いちゃんと魔女さんがいるんです」

僧侶「そして、みんなと一緒に楽しいことや苦しいことを経験しながら、私の人生というパズルを愛情で彩って完成させていきたいと考えています」

魔女「幸せな未来を思い描く……か」

僧侶「そのために、今日から私は勇者さまと愛の証明をしていきます//」


715
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 22:30:23 ID:or0LxmF6
魔女「愛の証明かあ……。愛は行動で示すものだよね」

魔法使い「だそうですよ、勇者さま。私たちに愛を見せてください」

勇者「わ、分かった!」


私たちが軽く促すと、勇者さまが立ち上がった。
そして僧侶さんに歩み寄り、そっと手を差し出した。
冗談で言ったつもりだったけど、どうやら本気にしてしまったらしい。


魔女「きゃあっ// な、何を始めるんですか?!」

魔法使い「何が始まるんでしょうねえ//」ドキドキ


私ははやる気持ちを抑えつつ、僧侶さんに期待の眼差しを向けた。
すると僧侶さんは差し出された手を取り、恥ずかしそうに立ち上がった。
そして指を絡ませ、勇者さまと見詰め合う。


716
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 22:31:48 ID:or0LxmF6
勇者「僧侶さん、愛してるよ」

僧侶「はいっ、私もあなたを愛しています//」


幸せに満ちた表情で、僧侶さんが力強く応えた。
そして二人は抱き合うと、ゆっくりと唇を重ねた。


勇者「これから、二人で協力して歩んでいこうな」

僧侶「はい。あなたと共に歩むことを誓います」


オーロラが揺れる、幻想的な極夜の空。
それは生まれたままの姿で愛を誓う二人を、優しく包み込んでいるかのようだった。


717
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 22:36:01 ID:or0LxmF6
魔法使い「何だか、見ている私たちのほうが恥ずかしいですね」

魔女「ちょ、ちょっと勇者さんっ。それ、早く隠してくださいぃ//」アセアセ

僧侶「ふふっ、また元気になっていますよ//」

勇者「それは僧侶さんが可愛いからだよ」

僧侶「ねえ……して、ほしいな//」


僧侶さんはあまい声で囁き、勇者さまの陰部を擦り始めた。
勇者さまもそれに応えて僧侶さんの乳房と陰部を優しく触り、舌を絡ませ愛し合う。
その姿があまりにも扇情的で、私はただ心を奪われ見惚れてしまっていた。


魔女「僧侶ちゃんっ! ゆ……勇者さんを誘惑してどうするのよ//」

魔法使い「でも幻想的な雰囲気だし、こうして愛し合う姿はとても美しいですよね」

魔女「そ、そうなのかなあ。まあ、そうなのかもしれないわね――」


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以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 22:38:01 ID:or0LxmF6
勇者「それじゃあ、魔法使いちゃん。俺たちは先に部屋に戻るから」

魔法使い「あれっ、キスだけで終わりなんですか?」

勇者「このあと、もう少し僧侶さんと歓迎会の準備をしないといけないんだ。魔女さん、魔法使いちゃんをよろしくね」

魔女「歓迎会の準備って……あっ、ああ。分かりました//」

勇者「じゃあ、そういうことで」

魔女「はい」

僧侶「歓迎会の時間になったら、二人を呼びに行きますね♪」

魔法使い「分かりました。それまで部屋で待っています」

僧侶「うん、そうしてくれると助かるかな」

僧侶「魔法使いちゃん。今まで色んなことがあったけど、本当にありがとう。これからも一緒に旅をしようね//」

魔法使い「もちろんです。私のほうこそ、旅に連れて行ってくれて、ありがとうございました//」


719
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 22:44:22 ID:or0LxmF6
・・・
・・・・・・
魔法使い「魔女さん、私たちはもう少しオーロラを見てから戻りませんか」

魔女「そうだね。あたしたちが煽ったせいで、二人がその気になっちゃったみたいだし――」

魔法使い「もしかしたら、本当に夕食の時間までしているかもしれないですね」

魔女「それだけ、早く妊娠したいってことなのかなあ。それは構わないんだけど、勇者さんの体力が心配だよね……」

魔法使い「まさか、魔女さんが男性の精力を気遣うとはっ!」

魔女「だって、さすがにこのペースで毎日すると普通は疲れるでしょ」

魔法使い「もうすぐ排卵日だから、それで交わる回数を増やしているんじゃないですか。今まで普通に楽しんでいるみたいでしたよ」

魔女「そ、そうなんだ……。とりあえず明日の話なんだけど、今夜の歓迎会のお礼を兼ねて、勇者さんに精が付く料理を食べてもらいましょう」

魔法使い「それ、良いですねえ! きっと、喜んでくれると思いますよ」

魔女「それじゃあ、明日のお昼。美味しい肉料理のお店を探しに行きましょうか」

魔法使い「はいっ!」


720
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 22:49:29 ID:or0LxmF6
魔法使い「ねえねえ、あのオーロラを見てください。ピンク色のフリルみたいで可愛いですよ//」


私は空を見上げて、魔女さんに声を掛けた。
淡い緑色のオーロラの先端が、ピンク色に変わっている。
そのグラデーションがとても綺麗で、揺らめく様子が可愛らしい。


魔女「ほんとだ//」

魔法使い「そういえば、オーロラの名前は夜明けの女神が由来になっていると聞いたことがあります」

魔女「へえ、そうなんだ」

魔法使い「そして、神の世界と人間の世界がオーロラで結ばれているという伝承があるそうです」

魔女「そう考えると、オーロラが見えるのは偶然じゃないのかもしれないわね」

魔法使い「そうですよね。この世界で新たな出発をする私たちに、女神さまが希望と慈愛の光を届けてくれたのだと思います」

魔女「希望と慈愛の光……か」


721
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 22:50:29 ID:or0LxmF6
魔法使い「私はあの時、僧侶さんを選んで良かったです。今、とても幸せです」

魔女「あたしも、こんなに穏やかな気持ちになれる日が来るなんて思っていなかったわ」

魔法使い「魔女さん。新しい命を宿すのは素敵なことだし、私たちも愛し合える殿方と出会って授かりたいものですね」

魔女「そうだね。あたしたちも、僧侶ちゃんみたいに幸せになりたいね」

魔法使い「はいっ、もっと幸せになりましょう♪」


そして、届けましょう。
世界中に女神さまの祝福を――。


722
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 22:57:32 ID:or0LxmF6
最終話 おわり

・ジグソーパズル


723
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 22:58:32 ID:or0LxmF6
勇者「ドーナツの世界?!」
―完―


724
以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/30(土) 23:06:29 ID:or0LxmF6
至らないところもあったかもしれませんが、これで完結です。
本当にありがとうございました!!


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